■ ID
| 1116 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| Atmospheric deposition fluxes of dioxins at an industrial site and a rural site in Japan |
■ 著者
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K. Oh
埼玉県環境科学国際センター
K. Nojiri
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2009 |
■ 誌名・巻・号・年
| 29th International Symposium on Halogenated Persistent Organic Pollutants, 24 August, 2009 |
■ 抄録・要旨
| ダイオキシン類の降下量及び季節変動を解明するため、埼玉県内にある工業地域及び農村地域におけるダイオキシン類(PCDD/Fs and co-PCBs)の月別大気降下量を一年間にわたって調査した。工業地域、農業地域におけるダイオキシン類の日平均降下量はそれぞれ83、33pg-TEQ/m2/dayであり、農村地域のダイオキシン類の降下量は工業地域より低かった。しかし両地点とも環境省が1998年に実施した調査の全国平均値(21pg-TEQ/m2/day)を上回っていた。co-PCBsの降下量は、両地点とも毒性等量でダイオキシン類総降下量の約5%を占めた。ダイオキシン類の降下量は、工業地域の調査地点を南東に配置したことから、北西風が卓越する秋季から冬季にかけて増加し、工場の影響が大きいことが示された。一方、農村地域では湿性降下の影響が少なくなることからやや減少する傾向が示された。また、工業地域では低塩素体PCDD/Fsの割合が農村地域より高かった。
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